
失敗しない業者の選び方
「お湯がでない!」そんな緊急時だからこそ信頼できる業者に依頼したいですよね。
失敗しないための業者選びのポイントを知っておきましょう。
1.規模よりも実績が大事
業者の規模は様々です。一人の人間が営業から施工、アフターフォローまでやっている業者さんもあれば、それぞれに専門職をおいて分業でやっている業者さんもあります。どちらが良くて、どちらが悪いとは一概に言えませんが、普通に考えると小規模の業者さんで現場で働く人が多く、管理職が少ない方が金額は安くできるでしょうし、1人の人間がすべて責任を持ってやることで施工面もしっかりしているというイメージがあります。しかし、元々の利益率が高かったり、作業効率が悪い場合は反対に高くなるでしょうし、全ての面でその人がプロなのか?と心配になる側面もあります。反対に、分業することで効率がよく安くできる場合もあるでしょう。
つまり、規模だけで良し悪しは決められません。
そこで、1つの目安となるのが施工実績です。過去にどのような工事を手がけたのか?お客様からの評判はどうなのか?などを見てみてください。

2.安さだけで選ばない
消費者にとって安いことは嬉しいことですが、金額だけで決めてしまうのは危険です。
まずは、見積書の内容をしっかりと確認しましょう。よくあるのは基本工事費と書かれていて、実際に工事が始まるとこれは基本工事外ですねと料金が高くなるパターンです。施工前に見積書に書かれている内容に不明点が無いように確認しましょう。
また、安いところは材料費を削減する傾向にもあるので、強度のある材料をきちんと使用しているのかというのも心配です。また、職人さんの賃金も低いため士気が上がりにくいということもありますので、手抜き工事につながることがあります。では、どうすればいいのでしょう?
一番大切なのは、「激安」などあまりに安いところは、どうして安いのか理由を明確に聞くことや、追加料金などが発生しないことを確認してください。また、大幅な値引きを引き受ける業者さんにはどこをどのように値引きしたのか説明してもらいましょう。信頼できる業者さんであればしっかりとお話してくれます。金額の安さだけでなく信頼できる業者さんを選んでください。

3.実績お客様に合わせた提案があるか
温水器の故障は、簡単に直せるものから大がかりな工事になるものまで様々です。非常に古い型のものをお使いの場合や、大がかりな工事の場合、今後の耐久性や安全性などから新型のものに取り替えてしまった方が、長い目で見たときに費用対効果が良い場合があります。
また壊れると分かっていてその場しのぎの工事をしていく業者もいますので、現状のきちんとした説明と今後の提案をくれる業者が良い業者と言えるでしょう。

4.保証やアフターサービスをチェックする
保証やアフターフォローがしっかりしている業者さんは信頼できますよね。
工事後の保証内容やアフターフォローがどのような内容なのか、確認をしておきましょう。できれば、無料の定期点検や、アフターメンテナンスをしてくれる業者さんが良いです。また、保証期間がなくアフターメンテナンスが有料のところは要注意です。保証ができないということは、それだけ工事に自信がないということです。業者のミスにもかかわらずさらに費用がかかるということはありえませんので、このような業者さんにはご注意ください。保証範囲やアフターメンテナンスのことなども含めて工事前に確認しておくことが大切ですね。

5.こんな業者は要注意!
上記で述べたことと重複することも多いですし、ここで書くすべてのことが当てはまるわけではありませんが、トラブルになりやすいということで少し注意していただけるといいと思います。
×見積書が分かりにくい業者や一式が多い業者
明確な説明書きがなく、一式などの表記が多い見積り書は証拠が残らないので、ここまでやると思っていたなどの「言った言わない問題」に発展します。また、詳細が分かりませんので、頭の回転が速い営業マンにどうにでも言い訳をされてしまいお客様側が泣き寝入りや追加料金ということになりかねません。
×激安を売りにしている業者
上記でも述べましたが、激安を売りにしている会社で最も多いのは本当は安くないという結果になる場合です。基本工事費の中には使用する管などの長さまで決められていて、それを超えた場合は追加など・・・とにかく、提出された見積もりには何が含まれていて、何が含まれていないのかをしっかり確認してください。また、実際に料金が安い場合も、理由を聞くようにしてください。目には見えない部分の工事なので、手抜きや材料費の過度な削減につながる恐れがあります。
×アフターメンテナンスが有料
保証のところでも書きましたが、工事のミスに費用がかかることはありえませんので、きちんと保証期間やどこまで対応してもらえるのかなどを事前に確認しておくことが大切です。
